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二十歳の式典はハタチーずに任せておけば間違いないんだからと思った話

お久しぶりです!ハタチーずと約4ヶ月一緒に過ごして体感6歳若返った元広報担当イケガワです。(会う頻度が減って肌荒れしてます、、)

今は放課後子ども教室などの担当をしていて、子どもたちときゃっきゃしてます。相変わらず楽しい毎日です。
(お前の日常誰が興味ある?って感じなのでそろそろ本題へ〜!)

今年の「二十歳を祝う会」をハタチーずに全任せしてみたら最高だった話です。(うちの子自慢聞いてください!)


規格外の今年の実行委員会メンバー

個性バチバチな実行委員会メンバー

今年は、社会人メンバー3人地元中学通っていないメンバー3人(ここ数年ではあんまり聞いたことなかった)、県外組9人を含む15人が集まりました。この時点で規格外。(例年は実行委員メンバーを集めるのに苦労していたとかなんとかモニョモニョ)

第1回実行委員会は9月上旬

現地メンバーは中央公民館に集まり、現地組と県外組をオンラインで繋いで話し合いを始めました。(現地組は最初仲良くなるため「ito」というボードゲームした。)

記念すべき第1回実行委員会

「初めてやしな〜、話進むかな〜」と思っていましたが実は話し合いはめちゃめちゃ順調(👈フラグ)

アイディア止まらんぐらい出てくるし、毎回ホワイトボードが書ききれないほど。若者ってすごい。


実行委員会の仕事って?

個性豊かなメンバーたちは、興味があること・ないこともめっちゃハッキリ。
人数も多いので、各担当ごとにリーダーを置き、話し合いを進めることにしました。

記念品の選定

東温市二十歳を祝う会の記念品は、実行委員会が選定しています。
性別に関係なく、長く大事に使えるもらって嬉しいものってなんだろう?」そんなことを考えながら案を出し合い決めていきます。

そして決まった今年の記念品はこちら!(ジャーン🎉)

砥部焼窯元 一夢工房さんのビアカップ

記念品担当イオリ「シンプルで飽きのこないデザインで、大人になったなと感じられるものにしました」。

式典の進行・運営

実行委員会には地道な作業もたくさんあります。

  • 案内状の送付(何百枚の案内状と封筒にラベルを貼ったり、封をしたり)

  • 会場の設営(何百個の椅子を並べたり、整えたり)

  • 記念品など持ち帰り品並べ(紙袋に記念品入れたり、わかりやすいようにシール貼ったり)

  • 当日の受付や進行(朝早く来て受付したり、式典の進行したり、参加者を誘導したり、意見発表したり、謝辞をしたり)

広報とうおん2月号では、ヒカル・エリ・ジョウイの意見発表も含めた実行委員会特集が載っているので要チェックです!

プログラムを袋詰めしていくケイタとノエルとエリ
受付をするケイタとワカとルナとジュンシン

これらの作業は実行委員会の皆さんがやってくれました!それぞれ置かれた環境が違うからこそ、自分がやれることをやれる時間に、入れ替わり立ち替わり来て作業を進めるみんなをずっと見てました。ありがとう!


実行委員会企画アトラクション

そして毎年その年代の個性が出るのが実行委員会企画。例年「なにやる〜?うーん」って悩むところが今年は一味違います。出るわ出るわアイディア。巻き起こる波乱。👈ここからフラグを回収していきます。


波乱が巻き起こる実行委員会企画

みんなにまず伝えたことは、「自分たちがやりたいことにいくらお金がかかるのか見積もり取ってきて〜!」。
だいぶ無茶振りかなと思いながら伝えたのですが、本当にみんなやるからびっくり。実行力がツヨツヨ。まずは問題なく進んだ案から。

オープニング&エンディングムービー

毎年、受付に時間がかかって式典に5〜10分遅れが出るのが課題」と言うのを実行委員会で話したところ、「ムービーを作って式典前に流すのはどうですか?」と提案が。「めっちゃいいやん!最高!」と即決です。

動画編集はスマホで。

オープニングムービーは、懐かしい写真や実行委員会のメンバーが出る動画。実行委員の撮影はエリがディレクターすぎて指示が的確でビビる。エンディングムービーは実行委員会メンバーが恩師の先生にメッセージをもらってくる内容。アポ・撮影・編集全て実行委員会が行いました

年末の初全員顔合わせ時のオープニングムービー撮影

ノエル「県外の大学に通っており、みんなに任せっきりで申し訳ないなと思ったけど、年末に会うと不安も吹き飛び、一気に距離が縮まりました!」

そして今年は受付の手続きを簡素化したこと&オープニングムービーで入場を促したことにより、10:30定刻ピタに式典を開始しました。課題解決までするうちの子たち本当すごい。

フォトブース&チェキ

たくさん写真を撮ってもらいたい!チェキで持って帰られるようにしたら思い出に残って最高ですよね〜!」よし、やろう!

フォトブースに必要なものをネットで検索して、イメージ通りになるようにひたすら風船を膨らませる作業、、(何百個膨らませたんやろうね、、)

チェキの台数や導線を考えてどこにフォトブースを作るか考えたり、、

めちゃめちゃ風船割りながら3日間かけて完成させました

そして完成したフォトブースがこちら(ジャーン🎉)

1Fロビーは全部がフォトブース!そしてチェキ📷

チェキもほとんどフィルムが残っていない状態までみなさん撮ってくれたようで大成功🎉


波乱の幕開けDJ企画(とジュテンとソウタが歌う企画)

めっちゃサクサク決まってくやん。と余裕をかましていた頃、、
きました。波乱。

ジョウイ・ジュテン「DJ企画やろ!!!!」
イケガワ「え、なんて?👀???」

ジョウイ・ジュテン「中央公民館の大ホールにDJ呼びましょう!!!」
イケガワ「え、なんて?👀???」

聞けば、この年代もやはり我慢を強いられた世代。修学旅行など思い出に残る学校行事には全て「縮小」や「制限」の文字がつきまとっていました。

ジョウイ・ジュテン「学生時代の思い出の曲を流して同級生と楽しみたいっす!」

イケガワ「うーん、じゃあやるか!(チョロい)


ただここで、思わぬ指摘が。

ソウタ「自分は反対。初対面の人からしたらなかなか意見を言いにくいだけで、実際反対の人の方が多いと思う

そこで試しに匿名投票をしたところ実行委員の中で反対が約半数。全員が納得して企画を進めるためには話し合いが必要ですね。これめちゃめちゃ必要なフェーズ。

ルナ「式典にふさわしいかって考えたら私は反対かな
ヒカル「でも僕は”今年の色”が出ていいと思うけどな
いろんな意見が飛び交います。


そこから約1ヶ月の話し合いで反対する理由や問題を話し合い、一つずつ課題をクリアしていく作業が続きました。

「決めるのはみんな。ほんで決まったことは実行委員会の総意」「匿名で人の意見を潰すのは多分無理。理由を説明しよ」「やりたい派も『じゃあ代替案持ってこいよ』はなし。論点がズレてるよ」ということだけ伝えてあとは任せました。基本全部任せるスタイル。


そして出したみんなの結論は「DJ企画をやる」ということ。

やると決めたら話が早いのが今年の実行委員会の特徴です。全員が全体の中で自分の役割を認識し、サクサク進めていきます。多くの人に楽しんでもらうために構成や導線、入念な打ち合わせをしました。

ジュテン「DJや音響の方との調整など慣れないことばかりで、仕事が終わった後、何度も打ち合わせを重ねました」。

そして迎えた当日、

盛り上がる中央公民館大ホール
会場のみんなを煽るジョウイ
なぜか歌ってる実行委員長ジュテン

大盛り上がりの大ホールが待っていました。(もう言葉での説明いらん)

二十歳のみなさんの明るい未来に向けて

ミヤビとホノカが来賓控室に書いたホワイトボード。

東温市に生まれてきてよかったです。(東温市が)大好きです」と書かれています。(こんなの見たら泣きそうになりませんか?)

エリ「あっという間に終わった式典。やっぱり東温市が一番と改めて感じました。人生でトップに入る思い出になりました」

こんなにシビックプライドを持った若者たちが育っているのか、、と嬉しくなりますよね。胸アツです。


そしてたくさんの我慢を経験してきた世代の今年二十歳のみなさん。
でもこれだけのことをメンバーで協力して、企画・立案・調整・実行できるみんなはどんな環境でもやっていけると思います。この点は自信しかない。

二十歳の式典はハタチーずに任せるが吉。っておみくじに書いてそう。

実行委員長ジュテン「自分たちだけでは到底できなかったことをいろんな方々の力を借りて実現できました。正直ここまで仲良くなれると思っていなかった実行委員のメンバー。また夏にも集まろうと計画しています」。

そして、二十歳のみなさんはまだピンとこないかもしれませんが、みなさんの成長をこんなにも嬉しく思う人たちがたくさんいること、忘れないでほしいです。自分がこっち側になって初めて分かることですね。

他にも山ほどエピソードがあるのですが載せきれない!全部書いたら10万文字あっても足りんわ〜!


「みんなと会えんなるの寂しいわぁ〜」って言ったら「いやいや市役所行けば会えるんでしょ?」って軽ーく言ってきたみんながだいすきだよー!
みんなの未来がたくさんの良いことだらけで溢れますように!
多分ふとした瞬間に一生祈っています!

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