見出し画像

【思いを花に託して】東温高校華道部の挑戦


最近、花の名前を少しずつ覚えてきて、見るのが楽しくなってきました、広報担当ひかるです。

今日は花に思いを込めて最後の夏を過ごした東温高校華道部の3年生の青春をお伝えします!

東温高校華道部が挑む、花の甲子園

甲子園と聞くと想像するのは野球ですよね。
実は花の世界にも甲子園があるんです!

花の甲子園は池坊いけばなを学ぶ高校生が3人1組で花をいけるコンクールです。いけこみ時間は30分
 1 人10分のリレー形式3人1作を、制限時間内に制作します。
そして、制作した作品に、どのような想いを込めたのか3分以内でプレゼンテーションをします。どのような形で発表してもOKで、自由に表現することができます。

今年はこれらを動画で撮影し事務局に送ります。

要は、①3人一人でいけこみ②プレゼンをするという、いろんな要素が詰め込まれている花の甲子園。

画像7

東温高校の華道部は3年生の越智ひなのさん相原夢来さん小笠原綾音さんの3人で花の甲子園に出場します。取材はプレゼンのリハーサルからお邪魔しました。

画像8

プレゼンのリハーサルは真剣そのものでした。撮り終わった後は自分たちでチェックします。

本番前に意気込みを聞きました。

今までに練習したことを全部発揮できるように頑張りたい(越智さん)
緊張しているけど、表に出さないようにしたい。リハーサルでは思ったよりもできなかったので本番は頑張りたい。(相原さん)
コロナ禍でもリモートで開催してもらえたので悔いの残らないようにしたいです。(小笠原さん)

3人にとっては最後の夏。言葉に重みを感じました。

花の甲子園、本番!

画像1

画像2

画像3

まず、一人10分のいけこみ。花材をひとつずつ切ったりいけたりします。いけこみ方は、順番によって異なってきます。ハサミの音が聞こえるくらい周りは静かです。

時々、3人で話し合って花の見え方を調整します。

タイマーの音が鳴っていけこみ終了です。

画像7

そして、次はプレゼンに移ります。越智さんが書いた「」という大きな紙を掲げ(越智さんは書道部でもあります。すご)、花への思いを伝えます。

画像4

花の甲子園では、ひとつだけ各校から花材を持ち込むのですが、東温高校華道部が持ち込んだ花材は千日紅でした。命を題材に全体のイメージを作り、千日紅は困難を乗り越えた人たちの心を表したものだそうです。

本番後にも話を聞きました。

練習でやったことをすべて出し切れた(越智さん)。自分のことで必死だったけれど、悔いが残らない。思ったより上手にできた(相原さん)。今年は落ち着いてできた。練習で指摘されたことをきちんと直せた。3年の集大成ができた(小笠原さん)。

彼女たちの顔がスッキリしていました。

素顔は普通の女子高生!

画像6


取材前は、いけこみもプレゼンもこなすハイパー高校生ってどんな子たちなのか、と思っていました。

気合いを入れて教室に入ると、女子たちがキャッキャしていました。扇風機の風で笑っている、、。めっちゃ女子高生です。

本番では真面目な彼女たちも、本番前はかなりリラックスしている感じでした。(女子高生のメンタル私もほしいです、、。)

3人はいつも一緒にいるほど仲が良いそう。
普段の仲の良さを活かして、本番でも、お互いが協力して足りないところを補うことができたと言っていました。

たくさんの思いの詰まった花は、きっと誰かの心に響くはず!!3年生最後の夏は青春そのものでした!

青春ってやっぱりいいな~!!

それでは、また!

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!