愛媛県では超珍しい格天井を見に行ったら隠れスポットとか教えてもらえてご機嫌
どうも。広報担当小出です。先日ひかるさんが記事にした金毘羅寺の横にある惣河内(そうこうち)神社には、なにやら愛媛県では超珍しい天井があるということで早速行ってきました。👇金毘羅寺の記事はこちら
とりあえずかっこいい
歴史ある建築物って理由なくかっこいいです。惣河内神社はアジサイが有名なスポットですが、今日は一枚一枚に絵が描かれた「天井」をご紹介します。
格天井は、木を格子状に組んで板を貼った天井で、格式の高い建築物の天井に用いられます。惣河内神社の天井には、板の一枚一枚に絵画能宗祝が施されています。
今回インタビューしたのは、惣河内神社の宮司、佐伯さん。惣河内神社の天井は拝殿が7行×8列=56枚、中殿に8行×8列=64枚の合計120枚あり、それぞれに絵が書かれています。
佐伯さん 京都の社寺にはありますが、愛媛県の社寺には珍しい。その昔、惣河内神社を改築した時に京都で学んだ技術を持ち帰って書いたと言われています。
珍しさをもっと多くに人に伝えたい佐伯さんは、Facebookでも発信を始めたそうです。
佐伯さん 誰が装飾を施したかも未だ不明ですが、珍しく歴史ある作品なので、発信して興味を持ってもらいたいです。
FBでは1行ずつ「イロハ」をつけて紹介しています。拝殿側は白鷺や木蓮、イヌワシや虎など少し高貴な装飾です。
一方中殿は、海老やイカ、後ろ姿の犬、野草など少し庶民的な装飾です。
なぜ?誰が装飾を?
佐伯さん ただいま調査中。発信を続けることで色々なコメントを寄せてほしい。
惣河内神社や金毘羅寺の改築は、その昔河之内地区に住んでいた近藤林内さんという方が全額私費を投じたそうで、近藤林内さんの功績を称えて、地域では「林内会」という地域団体も立ち上がっています。
近藤林内さんは演劇の題材にもなっています。
佐伯さん 子供の頃はよく拝殿で相撲して遊んでいて、倒された時に見る天井が思い出にあります。今は参拝する方も天井までは知らないみたいなので、もっと発信を続けたいですね。
幼少期の記憶を今に伝える、相撲のエピソードがエモいですね。
佐伯さん 河之内、今絶賛売り出し中だから宣伝しといてね〜!ちょっと言ったところに隠れ景勝地「窪ノ淵」もあるよ!
教えていただいた隠れスポットの場所だけは発見しましたが、突然の雨でやむなく退散!改めてレポートしたいと思います!
いいこと聞いてご機嫌で帰って今note書いている小出でした。ではまた。