しめ縄作りを学ぶ
こんばんは、広報担当ひかるです。
先日、老人会や地域おこし協力隊の方が東谷小学校でしめ縄の作り方を教えに来てくれました。
しめ縄の作り方
しめ縄の形には地域性がありますが、東温市では、写真のようにしめ縄の上の部分を丸い形にして正月に玄関に飾ります。
藁は2つの束に分け、手のひらを使って右向きに捩(よじ)らせて、左に綯(な)うようにします。
藁は長さが30センチから40センチくらいのものを使いますが、この長さだと丸めると足りなくなるため、途中で藁を継ぎ足していきます。
そして最後に橙やウラジロ、ユズリハをつけて完成です。
しめ縄を作る子どもたちは真剣
子どもたちもいざやってみます。説明をして頂いた老人会の浅野さんはさらっとやってのけていましたが、少しコツがいるようです。
しかし、子どもたち一人一人に老人会の方たちがついてくれるので、手厚く教えてもらえます。
東谷幼稚園の年長さんも教えてもらいながら、最後まで作りました。
何度か経験した子どもたちは「1年経つと、忘れる」と言いつつ、老人会の人の手を借りて最後まで仕上げていきます。
しめ縄作りを通して
東谷小学校では田植えから稲刈り、しめ縄作りと1年を通して米作りの学習をしています。伝統文化を地域の人から学べる貴重な機会です。
「これまで何回も経験したので、来年は下の学年に教えてあげたい」と言っていた子どもたちもいました。子どもたちから、どんどん次の世代に繋げてほしいですね。
しめ縄を見ると年の瀬が近づいてくることを実感しました。
それでは、また!