自治体広報を担当した3年間で僕たちがやったこと【新任者おすすめ】
サムネと内容に関係性がないバージョンです。どうも。愛媛県東温市で広報を担当している小出です。全国の市町村で働いている皆さんは、もうすぐ人事異動が発令される時期だと思います。
当然広報担当になる方もいますよね。経験0なんてザラです。そこで今回から、3年間私たちが取り組んだ広報紙やSNSのコンテンツ制作を少しずつおさらいしたいと思います。新しく自治体広報の担当になる人の参考になれば嬉しいです。(東温市noteは広報担当2人で執筆しています。自己紹介は以下の記事にまとめています。)
おさらい。異動前の広報はどうだった?
僕たち2人が異動してきたのは3年前。それまでの広報誌を少しご紹介したいと思います。
こちらは2017年10月号の表紙です。市内中学生にご参加いただいた「こどもミーティング」の集合写真です。中学生にとって市長や副市長と直接話すことのできる貴重な体験になりました。(画像クリックでHPにリンクします。)
同じく2017年10月号の中身です。市役所からのお知らせを全面に出したシンプルなレイアウトですね。
異動してこうなりました。
同月号を比較します。2020年10月号がこちらです。
こちらが表紙です。「まちの11人に聞く!私の生涯ベスト本」という特集を組んだので、その11人に紹介本を持ってもらって撮影しました。
こちらが特集の中身です。
紙面を開いたすぐのページは、市長・市議会議員選挙の周知見開きです。老若男女に「こんな街に住みたい!」という想いを書いたフリップを持ってもらいました。
ちなみに市からのお知らせはこんな感じです。(今はもっと変わっています。)
「なぜ10月号?」と思った方もいると思います。この10月号は令和2年愛媛県広報コンクール【市の部】で特選をいただいたもので、「偉そうに書くならなんか実績ないとね」と考えたので、対象として選びました。
記事を書くためなので、決して偉そうにしているわけではありません。不快に思われた方は申し訳ないです。
まずやるかやらないか決めましょう
新しく広報担当になって、もし今の広報を変えたいなとぼんやり思っている方は、まず「やるかやらないか」決めたほうがいいです。
市民の皆さんにお届けする広報なので、今までの広報でなれていた方も当然います。担当はよかれと思っても「なんで変えたの?」「今までの方が読みやすかったのに!」というお声はいただきます。(私もそうでした。)
なので試行錯誤したり、レイアウトやデザインの勉強をする前に、「やる」か「やらないか」を決めることが、最後までブレないために必要だと思っています。
あと、この仕事をしてデザイナーやカメラマンの方の凄さを肌で感じることができます。これは今後、他の部署に異動しても人と仕事をする以上頭に入れておきたいことです。例えばチラシなどを外注した時に「なんでこんなに遅いの?」とか失礼な気持ちを持たなくてすみます。
というわけで、全くの知識0から広報担当になった私たちですが、(隣の池川さんはセンスあるからOKだった。)まずやると決めたことで、今までやってこれました。
紙面のデザインやレイアウトの技術で気をつけていることは素人ながらお伝えできるものもあるかもしれません。次回を楽しみにしてくれたら嬉しいです。紙面だけじゃなくて、SNS関係も更新し続けているので、こちらも参考になれば嬉しいです。トップページのリンクから飛べます〜。
期待していた内容ではなかったかもしれませんが、引き続き東温市noteをよろしくお願いします!ではまた。