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【ボート競技U-19日本代表候補】自信の裏には絶え間ない努力

ボート競技においては決して恵まれた環境にない松山東高校。
それでも岡山凜之さんはボート競技をするために松山東高校への入学を決めた。

「アウトドアが好きで、水上でのレースが自分の感覚に合っている」

初めから日本一になる“目標”と
「いける」という“根拠のない自信”を持っていたという。

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競技中の岡山さん(写真:本人提供)


平日は学校でウェイトや体幹トレーニングをこなし、乗艇できるのは土日だけ。エルゴと呼ばれる漕力を養う器具から出る風切音が、トレーニングの過酷さを物語っていた。

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「ボートは一つの動きを極めるスポーツ。オールを水中に入れるタイミングや上体を起こすタイミングを身体に染み込ませます。腕ではなく実は足が一番のポイント。大きなエンジンになります」


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全国選抜レース優勝時の写真(本人提供)

「顧問の白川先生は、自身もボート競技者。選手の状態をよく理解してくださっています。他校と比べて練習環境がハンディになっていますが、いつも質の高い練習メニューを組んでくれています」


破竹の勢いで3月の日本代表選考レースを総合1位、全国選抜レースを制覇した。「インターハイ、国体も優勝して3冠を獲りたい。そしてオリンピックでメダルを取るのが夢です」と闘志を燃やす。

自信の裏側には絶え間ない努力と競技への真摯な姿勢があった。東温市初のオリンピアン誕生に期待が膨らむ。