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「少年式」は人をおっちゃんおばちゃん化させる魔法がある

「本当にふざけちゃダメですから。真剣に指導されます」


取材前に聞かされていた広報担当コイデです。
「そんな危険な式典が…」
恐怖を感じずにはいられません。


実際は14歳のキラキラが眩しい式典でした。


今日はそんな少年式を取材した時の感想です。取材した内容は広報とうおん3月号に出ています。ぜひチェックしてくださいね。



少年式とは?

愛媛県東温市の地方公務員として働いている私ですが、実は愛媛県外の出身です。なので「少年式」に参列した経験がありません。


「少年式」とは、14歳が、自覚、立志、健康を誓う日で、愛媛県の中学校で2月に行われます。東温市では今年は2月10日に行われました。3つの誓いとは、

・2年生が大人への一歩を歩み始めていることを自覚する
・将来への目標を立てる
・大切な命や健康を大切にする

です。中学2年生という多感な時期に、気を引き締めるという意味もあるのでしょうか。

愛媛県史には、過去の県副知事を務めた戒田敬之さんの提唱によるものであることや、昔の「元服」の儀式にならったことなどが伝えられています。


テーマ設定と誓いの言葉

式典を催すために、毎年テーマを決めているそうです。川内中学校2年生のテーマは「邁進」。恐れることなく突き進むという意味です。「猪突猛進じゃないところが〈らしさ〉が出てるね」と校長先生がおっしゃってました。


今年はコロナ禍で例年実施している「誓いの言葉」は、事前に準備しておいた映像放映で行いました。自分たちで絵コンテを作ってタイミングや振り付けを考えたそうです。会場には音楽と生徒たちの映像が流れ、参列した保護者さんは我が子の成長を見守ります。

会場の緊張感を知らない私は、校長先生の後ろで音楽に合わせて横揺れしていました。以後気をつけます。


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他にも会場には自画像や


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記念色紙が飾られていました。


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式典の最後は、一人ひとりがステージに立ちます。その横には「一文字」が映し出されています。決意を一文字で表して、込めた想いを発表していました。


一文字に込めた決意

広報では実行委員の12人にそれぞれの込めた決意をインタビューしました。手形と一緒に「一文字」が書かれた記念色紙と一緒にパシャリ。


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広報担当2人とも3年目になるので、「○○くん、大きくなったねぇ〜」とか、


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「あっ!○○さんの妹やん!」と、完全に親戚のおっちゃんおばちゃん化していました。


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川内中学校少年式実行委員も12人。各クラスで立候補・投票をして集まったそうです。揃いの「邁進ポーズ」には前に進むという意味を込めたそうです。みんな大きくなったねぇ。しみじみ。


まとめ

川内中学校の少年式の様子は広報とうおん3月号に掲載しました。広報を見た地元の皆さんが盛り上がってくれることを願っています。(いやもう間違いなく盛り上がります)。小さいまちなので、登下校時の見守り活動などが盛んに行われています。小学生時代から知っている子供たちが大きく成長した姿は、誰でも嬉しいものです。


ということで、少年式には関わった地域の人を笑顔にして、いち広報担当者まで親戚化させる魔法がありました。そんな魔法にかかりたい皆様。ぜひ広報とうおん3月号ご覧くださいね。WEBでも読めます。ではまた。


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