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【広報とうおん1月号】大変だけど、毎日充実しています。【元気のヒケツ】

こんばんは、広報担当ひかるです。

この記事は広報とうおん1月号「元気のヒケツ」を元に作成しています。

東温市文化祭の日、公民館の大ホールで美しい声を響かせ、ひときわ輝く人がいた。

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「一緒に歌う仲間と、娘たちが頑張っているところを見ると私も頑張らなくちゃと思う」

そう話すのは、阿比留行見さん(80)。若い頃は英語教師や英語教室の講師として精力的に働く傍ら、育児に奔走した。

もう一つ、歌を歌うことに夢中になった。重信コーラスができた当初からのメンバーで、歌い始めて40年ほどが経つ。コーラスで全国大会へ行く実力をもつ。

「歌は簡単に歌えない。 日々の積み重ねが大事」

阿比留さんの歌への真っ直ぐな気持ちは日々の行動に現れていた。

発声練習はもちろんのこと、姿勢を保持する体幹を鍛えるため、トランポリンやラジオ体操、筋肉トレーニングは欠かせない。

歌詞を自分の中に落とし込み、一つ一つの言葉を気持ちを込めて大切に歌うことにも努めている。

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「重信コーラスの仲間は付き合いが長い人たちばかり。仲良くして、人とのつながりを持てることは心の支えになります。」

長年、重信コーラスで歌い続けられるのは、仲間の存在も大きい。去年から待ち望んでいた文化祭は感慨深いものがあった。

 「人生苦しいこともありましたが、娘たちの存在が力になります。生活は、 全部自分でやらなければならないけれど充実した日々を送っています。」

人生80年、決して楽なことばかりではなかった。しかし、いつでも遠くに住んでいる娘たちの姿に勇気をもらった。たくさんの苦労を乗り越えた今、元気に休まず動けることが楽しくて仕方ない。

阿比留さんの歌はこれからも響き続ける。

広報とうおん1月号はこちらから(画像タップで見れます)。

12201540 広報とうおん2022年1月号9