第22回四国高等学校新人陸上競技選手権大会 女子5,000m競歩優勝
この記事は広報とうおん2021年3月号「きらり東温この人なう」で紹介した内容を元に作成しています。
vol.75:競歩競技者 小林 琉奈 さん( こばやし るな )
「長距離を走るのが好きで、高校では本格的に陸上を始めたいと思っていました」と陸上部に入ったきっかけを話す琉奈さん。高校まで陸上競技の経験はなかったそうです。
競技との出会いは、「競歩をしている先輩がいたのと、体の動きが競歩に向いていると顧問の越智先生に勧められたからです」と笑顔を見せます。
競歩は歩形(フォーム)を維持しながら歩かなければならず、違反すると失格になります。順位やタイムだけでなくルールとの戦いがある種目。顧問の越智先生は、「彼女の歩形は別格。一度も失格になったことのない選手です」と太鼓判を押します。
「長時間一人で闘い続けないといけないので、心が挫けそうになることもあります。でも先生や陸上部の仲間、一番近くで励ましてくれるマネージャーがいるので最後まで歩き切ることができています」と話す琉奈さんの今の目標はインターハイの決勝で戦える選手になること。
今日もひたむきに努力を重ねます。