【のぼさんの道を次世代に】髙須賀さんが地域の子どもたちに残したもの
こんばんは、広報担当ひかるです。
突然ですが皆さんは自分の地元のことって知ってますか?
案外知らない人もいるのではないでしょうか??
今日は、地域を学ぶということについてお話しします。
永野集会所(則之内)の句碑
今年9月に永野集会所で落成式が行われました。この句碑には、正岡子規、柳原極堂、夏目漱石が鎌倉堂を訪れ、詠んだ句が刻まれています。
髙須賀康夫さんは、この句碑の建立の発案者です。
落成式に訪れた子どもたちは「子規たちが訪れたことは、句碑が建てられるまで知らなかった」と話していました。
東谷小学校の児童が地元の歴史を学ぶ
12月、林内会の佐伯敦さんの講演が東谷小学校で開かれました。東谷小学校は句碑が建立された場所と同じ河之内地区にあります。
この日は、これまで髙須賀さんが残してきた子規や漱石と河之内地区の関わりを学びました。
子どもたちは、河之内地区は山の方にあること、子規や漱石が歩いた白猪の滝や唐岬の滝に行くまでの道のりを知ると、「え〜!!」と驚いていました。
また、近藤林内さんの話が出てくると、以前学習した子どもたちは大きく頷いていました。
髙須賀さんの書いた「のぼさんの道」
「のぼさん」とは正岡子規の子どもの頃の名前「升(のぼる)」から取った名前です。子規はペンネームだそう。
髙須賀さんの書いた「のぼさんの道」には
「孫に”(子規が)どうやって来たの?”と聞かれて返答ができないようじゃ困る。こうなったらもう、子規たちが歩いた道を歩くしかない。」「地元の人々、子どもたちに知ってもらおうと思った」「(のぼさんの道を)もっと詳しく知り実際に歩いてほしい」
と書かれています。
子どもに限らず、大人も自分の住んでいる地域を知る機会がないとずっと知らないままです。東谷の子どもたちには、河之内の歴史を大切に高須賀さんの思いを受け継いでほしいと思います!
自分の地元についても改めて知ろうと思えるきっかけにもなりました〜!
それでは、また〜!