【今日の学び】防災訓練の意味を考えてみました
こんばんは、広報担当ひかるです。
河之内地区で防災訓練があったので、その取材をレポートします!
避難所設営の防災訓練
河之内地区は毎年2回避難訓練を行なっていますが、今年は1回のみの実施となりました。今回は、東温市総合防災訓練に合わせて実際の避難所になっている東谷小学校で実施し、段ボールの仕切りやマット、寝袋などを設置する防災備蓄品の取り扱いについての訓練を行いました。
設営から片付けまでやってみる
今回の訓練は、自主防災会の役員のみで行いました。昨年度地区で購入したため、取り扱いは今年が皆さん初めてです。今回は、1セットに4〜5人で取り組みます。設営は意外とスムーズに終わりました。
そして寝袋に寝てみました。寝袋に実際入ってみた人は、「この時期にこれは寒い。だから、古新聞を体に巻いてその後に寝袋に入れて暖をとったらいい」とおっしゃっていました。へぇ〜!!いざとなった時にはそういう知恵も必要ですよね。
一通り設営が終わった後、会長の中野さんから「訓練では、これだけの人数がいるけれど、災害が起きた消防員などがすぐに来れない可能性がある。救護活動や消火活動でここにいる人たちの手が必要なので、実際はこの人数の3分の1もいないくらいの人数で避難所を設営をしなければならない」と話がありました。
話を聞いたみなさんは、他にも避難所設営についての課題を出し合うなどより真剣な眼差しで、訓練に取り組んでいました。
防災訓練の意味って何だろう
初めて参加した人からは、「今日は訓練ができてよかった。組み立て方はわかったけれど、実際に起こった時は人数が少なくもっと大変だと感じました」と話されていました。
地域の防災訓練は実際に災害が起きた時の様々なパターンの動きを予想し、みんなで共有することに一つの意味があるのかなと思いました。
今回の防災訓練でも色々な課題が出ていて、みなさんで共有されていました。
「今後も続けていきたい」と地域の人は話します。防災訓練が一人ひとりが防災を通して地域のことを知る大切な機会だと学びました。
それでは、また!