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学校給食の「カンパン」を食べた子どもたちに感想を聞いてみた

どうも。広報担当小出です。給食と聞くと中学生の時に遊びすぎて味噌汁を吹き出したことを思い出します。(井上先生ごめんなさい)

今日は、学校給食に防災用非常食のカンパンが出たので、感想を子どもたちに聞いてきました。インタビューは南吉井小学校6年生の皆さん。

伝えたいのはもちろん3.11

3月10日の給食メニューに、東温市で非常用保存食として備蓄していた「カンパン」が登場しました。備蓄品の入れ替えのため、このままでは処分され食品ロスになってしまいます。「それなら防災教育の題材に」と児童生徒に提供されました。左上のパンの横にあるのが「カンパン」です。

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子どもたちの感想

「感想」と打つと「乾燥」と出てきますね。カンパンだけに。

・・・。

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■向井 煌翼(こうすけ)くん

非常食のカンパンを初めて食べました。貴重な体験になりました。これから四国でも災害が起こるかもしれないので、家にも備蓄品があるのか確かめたいと思います。

■山内 麻衣(まい)さん

東温市は普段の給食も美味しいです。今回の「カンパン」メニューはシェイクアウト訓練で伝えられました。6年生は防災の勉強をしているので、より関心を持てるようになりました。

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■平岡 鼓太郎(こたろう)くん

これまでの給食でカンパンを初めて食べました。震災の大変さをもっと勉強していきたいと感じました。

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■山内 紗羽(さわ)さん(右)

いつも食べている給食とは違ったメニュー。初めてのカンパンには驚きを感じました。正直食べづらかったです。でも一回体験したので、本当に災害が起こった時にどうすれば食べやすくなるかを考えられるので、いい経験になりました。

備蓄品を使った給食メニューは昨年12月にシチューも提供されています。シチューには、備蓄された乳児用ミルクを使用しました。

■朝比奈 叶(かな)さん(左)

11日で東日本大震災から10年。今も家に帰れていない人がいるということを聞いたので、災害に対する備えを考えていきたいです。

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冨成 優誠(ゆうせい)くん

カンパン一つでお腹いっぱいになりました。家にもカンパンがあります。災害が起きた時のために家族が最近準備していました。今日は家に帰って賞味期限を確認して、期限が迫っていたら食べて次のカンパンと入れ替えることをしたいです。(今日学びました〜。)

まとめ

今回の給食の狙いは

1)子どもたちに”ローリングストック”を伝える

2)備蓄品の食品ロスをなくす

です。

賞味期限の近づいた保存食を利用し、使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量の食料を家に備蓄しておく方法をローリングストックと言います。

学校給食という楽しい時間が防災教育の教材になるのはいいですね〜。いろんな地域で取りれられたらもっと防災教育がよくなると期待できました。

ではまた。

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