4人の卒業生の門出を地域で守る卒業式が心にじわぁってくる
こんばんはー!「隣の池川さんが異動なので寂しい」ってカタカタ真顔で打っているのを見てしまった広報担当の池川です。昨日のnoteぜひ見てくださいね!
さて、今回は取材に行くたび毎回心洗われる東谷小学校の卒業式を取材しましたー!
全校生徒27人の小学校
国道11号線から、国道494号線へ曲がり少し進んだところにある東谷小学校。紫陽花や紅葉が綺麗な惣河内(そうこうち)神社や、白猪の滝がある自然豊かな地域です。
東谷の子どもたちは地元農家さんと一緒に田植え・収穫・餅つき・しめ縄づくりと地域の自然に触れながら米作りの一連の作業を経験します。地域あったかすぎ問題。
今年の卒業生は4人。卒業式が終わる10時すぎには校庭にたくさんの地域の方が集まっていました。
4人の卒業生を見守るため40人が集う
「コロナコロナでかわいそうやったけんなぁ」「地域で育ててきた子どもたちやけんお祝いせないかまい」ってみんなニッコニコ。みんなの門出をおさめようとドローンまで飛んでました。愛が深い。
この横断幕!よーく見るとカレンダーの裏紙で作られているんです。待ってる間去年の卒業生のお母さんと「カレンダーの裏って言うのが本当に良い〜泣けるわぁ」って話してた。味って言うのはこういうことなんだなとしみじみ思います。
横断幕のあと待ち受けているのは、一人ひとりの名前を書いたクラッカー。
「『卒業おめでとう!』ってワシが言ったらパーンといこう!」って打ち合わせしたりして。染みる。いや沁みる。
黄色の名札は5年生。胸のコサージュはみんなで6年生をお祝いするために作ったんだって。卒業しちゃうの寂しいね。
4人の卒業生をお祝いするために集まった40人を超える地域住民の皆さん。伝わりますかこの空気感。あったかい。
「卒業おめでとう!!!」パーン!(打ち合わせ通り完璧のタイミング)
東谷幼稚園のかわいい子たちもお祝いに駆けつけました。来年は1年生だね。
東谷の子たちは本当に学年問わず本当に仲良し。上級生が自然と下級生のお世話をする場面、100万回見てきました。
東谷での一番の思い出は?
最後は大好きな先生とパシャリ。
「みんなと一緒に笑いあいながらたくさん勉強できました」
「全校生徒みんなで遊んだの楽しかったなぁ」
「今年は行事が少なかったけど団結して一つの式を終わらせることができて嬉しい」
「みんなと仲良くなれるか心配だったけど仲良くなれてよかった」
「僕たちのためにたくさんの地域の方が来てくれて嬉しかった」と話してくれたみんな。今でも十分感謝してますが、育ててくれた地域の良さに改めて気付くのは10年後、20年後なのかもしれないですね。
みんな中学校でも頑張ってね。応援しています!ではまたー!